ちょっと試験まであまり時間が無いのでペースを上げないとな、と思う今日この頃。
それでは、今日も勉強したことをここにまとめていくね。
前回の記事はこちらから。

1.貸借対照表と損益計算書の関係
(1)貸借対照表と損益計算書の関係
毎回年度末の貸借対照表で表示される純資産について、企業活動(商売)による増減内容を示しているのが損益計算書である。
(2)財産法と損益法
当期純損益(当期純利益 or 当期純損失)は、以下の2つの方法によって算定※することができる。
※算定、とは金額などを計算して結果を確定する意味で簿記ではよく使われる言葉だそうです。
①財産法
期末純資産ー期首純資産=当期純利益(or当期純損失)
※あくまでも、企業活動(商売)による増減のみを表し、出資やその払い戻し、配当による増減はカウントしない。出資は企業活動(商売)によって純資産が増えたわけではないから、損益計算書に反映されないまま純資産が増える形になる。
②損益法
収益ー費用=当期純利益(or当期純損失)
実際にやってみたよ
①4月1日、現金(資産)¥100を出資して(資本金:資産)、株式会社を設立。

②4月2日、銀行から現金¥50を借り入れた(借入金:負債)。

②4月3日、現金¥60を出して、車両運搬具(資産)を購入した。

貸借対照表では、資金の調達源泉とそれをどう運用しているかがわかる。
- 商売をするにあたりトータル¥150の資金調達源泉(出資金¥100、銀行からの借入¥50)
- それをどう運用しているか(車両運搬具などの購入)
③4月4日、受け取り手数料(収益)¥40を現金で受け取った。
ここで初めて企業活動を通じて利益が出たので、右の「損益計算書」を作成。
③4月5日、支払い家賃(費用)¥30を現金で支払った。

まとめ
今回は、賃貸貸借表と損益計算書の関係について学びました。
企業活動(商売)を通じて利益あるいは損失が出ると貸借対照表に加えて損益計算書の作成が必要になってくることがこの回のポイントだと思います。
次回は、帳簿記入の基本法則ついて勉強しますね。