10月7日に発売!「マンガで教養 はじめての着物」
(朝日新聞出版)漫画とイラスト担当しました
漫画部分55ページ以上、イラスト120超を担当!
一生モノの着物の基礎知識をぎっしり詰め込んだ一冊!
本日見本が届きましたよ。
いい感じに製本されてる(当たり前か)!
私は漫画部分55ページ・小物や着物などを描いたイラスト120点超を担当しました。
漫画は作画だけでなく、ストーリー部分も担当しました。
「着物初心者の主人公が周りの助けを借りて着物の知識を深めていく・・・」
というお話が良いだろう、ということでOKをもらい自分なりにアレンジしてみました。
ストーリーの中では花火大会とかのイベントも描くつもりだったのですがこの時期密になるので断念。代わりに先輩の家で浴衣パーティーをする、という形になったのは余談。
※漫画内に出てくる着物の知識や情報については、着物業界で有名な大竹恵理子さんがきっちり監修されているのでご安心ください。
本の制作に携わることになったきっかけ
実はこのブログです(笑)
2018年は着付け教室に通っていたので、そこで学んだことを忘れないよう覚書のように記事を描いていました。
そこにたまたまこのブログを見つけていただいたライターさんから直接オファーをいただいた形です。
ブログから直接大きなお仕事をいただいたのは初めてだったので、改めてブログは偉大だと思いました。。。!
紙の本の制作で一番大変だったこと
はじめての紙の本の以来だったので、色々慣れていないことも多かったです。
着物関係ならではのフィードバック
着物関係の作画を担当するということがこんなに大変だとは・・・上にもチラッと書きましたが、着物業界では著名な大竹恵理子さんに漫画、イラストを監修していただきました。
特にイラストの監修のフィードバックはすごかったです。まさに線の1本1本までじっくり見ていただいくレベル。
着物業界って少しの違いや違和感なども見逃さず容赦無くツッコミが入ります。当たり前か。着物ってその人なりのこだわりが反映されるものでもあるので勉強になりました。
2色原稿について
これは苦労しました・・・
最初はクリップスタジオで着彩まで製作したものをphotoshopで1つ1つフルカラー用、2色用と変換していったので、うっかり色が混ざってしまっているのを二重三重にチェックする、というのが地味に大変でした。
なんかこういうのを一髪アクションスクリプトとかでできないものか。次回の課題です。
2色原稿について学んだことをまとめた記事はこちら。
着物初心者の方、あるいは改めて基礎を知りたい方に
持ち運びのしやすいサイズなのに、情報量がすごい!のが第一印象。
漫画以外の部分は、漫画を補うように改めて写真や図解やイラストで着物の着付け、格の違い、コーディネート、帯の結び方、アフターケア、立ち居振る舞いなどなど着物に関するあらゆる基礎といえるものが網羅されています。
私は漫画とイラストのみを担当して、他の箇所を見るのはサンプル本が初めてだったので、改めてこの内容の充実さに驚きました。。。!
着物初心者はもちろん改めて着物について基礎を固めたい人にはうってつけの一冊ではないでしょうか。
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