私は今年から着付け教室に通っているので、初の着物de年越し&新年!を迎える計画をたてています。
でも夏の浴衣ならともかく、真冬に着物は寒いのでは・・・と思ったのもまた事実。
そこで外しすぎない、冬の着物の着こなし術を着付けの先生から教わったのでご紹介します♪年末年始、また今の季節から着物デビューしたい🎵と思っている方の参考になれば幸いです。
防寒はアウターよりインナーで
基本着物は重ね着です。
伝統的な着方だと、
- 下着(昔はこれをつけず肌襦袢が文字通り肌に触れる一番最初のものでした)
- 肌襦袢
- 長襦袢
- 着物
- 羽織
- コート&ショールやストール
・・・となりますが、これを全部持っていない人も多いと思います。かくいう私もまだ羽織を持っておらず。あれば冬の暖かい日などは羽織とショールだけで全然便利とのこと。
ただ、着付けの先生曰く防寒は羽織など着物の上のアウターよりもまずインナーで寒さ調整をするようにとのことでした。
要は肌襦袢とその下に合わせてヒートテックなどを着るという事ですね。
今はサーモ機能のあるあったか着物インナーもありますが、わざわざ買うのも勿体無い気もするし、手元にあるユニクロなどのヒートテックで十分とのお墨付きももらえたのでまずはそれで試してみようと思います。
ヒートテックで代用する際は、襟ぐりが十分広いものを選んで、襟を抜いた時にヒートテックがチラ見しないよう気をつけましょう。
ユニクロのバレエネックがなければ、オフショルダーであったかインナーも今はたくさんあるので手元にあるものを使われては。
寒く感じる3大ポイントはうなじ、身八つ口、袖口
これらの箇所は肌が外気に触れてしまうので、冷たい風をまともに感じてしまいます。ここを塞いで熱を逃さないようにしましょう。
うなじや身八つ口を効果的に覆うものとして肩掛けサイズのショールやストールがありますが、袖から入ってくる外気も相当寒いです!でも、ヒートテックを下に着ていると外気が上腕の方まで入ってくるのを防いでくれるので温かさが全然違いますよ。
また長い手袋があれば、袖口が大きく袂が開いている着物でも、腕が冷えないようになります。これも個人的にはマストバイな品物! 肘下だって外気に当たれば寒いんです。。。ただ長い分、着脱も若干面倒。都度外さなくても良い様に、スマホ対応のものがおすすめ!
追記:スマホ対応の手袋、結構いいお値段するものを買わないと反応が悪いのでアームウォーマーみたいなもので代用しても良いかもです。
足元の冷え対策について
着物用の和装ストッキングや足袋インナーを入れて足袋を2枚重ね、または足袋カバーなど履いて3枚重ねにする方もいると思います。ネル生地やフリース素材の足袋ならなお暖かいですよね。ちなみに私は裾除けの代わりにヒートテックレギンスで過ごしています。
足袋とレギンスの間の部分が素肌のため、そこが寒い・・・という方もいますが基本裾除け・長襦袢・着物・コートを着ているのでかなり足元まで防寒はされています。なので私はそこまで寒さを感じません。さらにいうとネル素材やフリース足袋は若干長めに作られているものも多いので、あまり外気に膝下の素肌が触れるって事が無いんです。
あとなんか、全てを覆うのもセクシーではないというか・・・いやレギンスを履いている時点でどうかと思うんですけどね。そこは個人の価値観という事で。
ヒートテックの際注意すること
ズバリ静電気!
裾除けとレギンスの組み合わせで静電気が起きて裾さばきが悪くなってしまう可能性があります。
そんな時は静電気防止スプレーをかけておくと良いそうです。
静電気は、違う素材が入ると起きやすいので、先に履いたレギンスと裾よけにも同じくシュシュッしておきましょう。正絹の着物にはかけない様に注意しましょう。
これで足にまとわりついて歩きづらくなったり、なんて事はありません。
ヒートテックを上下に着ているのに、さらに肌襦袢や裾除けは必要か・・・と言う私の問いに対して、着付けの先生はヒートテックが長襦袢に直接触れた際に滑らないのであれば別に要らないとのこと。つるつる滑って着付けがしにくい場合もあるらしいです。
裾除けを着る必要も本当は無いと仰られていましたが、着るとあの薄さでも相当暖かさが違うとのこと。こちらは好みで調整しましょう🎵
まとめ
いかがでしたでしょうか?
着物を着る機会の少ない人だと専用のアイテムを揃えるのはもったいないですよね。身の回りにあるアイテムでも実は十分防寒は可能なんですよ。
でも、今後着物ライフを送るのであれば専用のインナーを買い揃えるのもありだと思います。
私も少しずつ揃えて行こうと思います。
皆さんの冬の着物ライフのお役に少しでも立てれば幸いです♪
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