今さらですが一ヶ月前に観たJokerの個人的な感想を書こうと思います。
バットマンのファンでは無い1個人としての意見です
Joker大ヒットですね! BBCでは11月18日付で
という記事を出しています。
ここでは、そんな空前大ヒットとなったJokerを観て個人的に感じたことをつらつら書いていきます。
ちなみに、ザ・ダークナイトではあの伝説のセリフ「why so serious?(なぜそんなしかめ面なんだ?)」と、舌を舐め舐め言うジョーカー扮する故Heath Ledger氏の名演技がファンでなくても有名ですね。
そもそもバットマンの基本的なストーリーとしては、裕福な家に生まれたグッドルッキング・ガイなブルース君がお金の力にモノを言わせて作ったバットマンスーツで悪を滅ぼす話らしいのですが(夫の説明によると)、その部分だけ聞くとあんまり共感できないと思うのは私だけでしょうか・・・誰かもっとブルース君に共感が持てるような解説お願いします!
バットマンファンの夫に言わせると「そんな単純な話では無い」と言われるのですが、偏見(笑)を持った私にとっては今回の「Joker」はとてもジョーカー自身に共感を持ちやすい映画でもあり、私みたいにバットマンに詳しくなくても十分に楽しめる映画でした。
映画の演出が素晴らしい
映画の演出は素晴らしく、ホアキン・フェニックス扮するJokerの演技も最高に雰囲気にマッチしていました。中でも個人的にとても印象的な場面はジョーカーが赤のスーツに身を包んで階段から踊りながら降りてくる部分でした。あのシーンはまじでヤバい。カッコイイ。アイキャッチに使った写真も好きなのですが、もうあの踊り方とか本来の自分を解き放った開放感というかこれぞ俺だ!みたいな感じがすごく出てました。あんまり言うとネタバレになってしまうのですが、映画最後の部分、ジョーカーが自身の血でスマイルを作るところとかもう本当に演出としては最高。
ちなみに、その階段を踊りながら降りてくるシーンに使われた曲「Hey!」は、海外のスポーツ試合などで使われる有名な曲です。アガリますね。
また、ブルースが直面した例の場面もとても印象的に描かれていたので、往年のバットマンファンにとっても楽しめたのでは無いでしょうか。
主演のホアキン・フェニックスという人物について
そして今回私が個人的に驚いたのはそのジョーカー役のホアキン・フェニックス(Joakin Phoenix)。フェニックスという名字をボーッと見ていたのですが、後で気づきました。なんとあの
リバー・フェニックスの弟さんだったのですね。
そっか、弟さんでももうこんな歳か(1974年生まれです)・・・彼の今の食生活から、リバー・フェニックスの面影を感じてとても嬉しかったです。
彼の信念についてはこちらの海外の記事によく書かれています。
動画の内容をめっちゃざっくり要約すると、ホアキンは3歳の頃から家族揃ってずっとヴィーガン です。なんでも、子供の頃家族で釣りに行った際に残酷に殺された魚を見て、以来そのような残酷な行為に自分は参加したくないと家族全員でヴィーガン になりました。それ以降自身の知名度を使って数々のアニマル・ウェルフェア(動物福祉)活動やサーカスの動物使用の禁止、またあらゆる製品における動物搾取への反対を色んな団体を通じて発信してきました。
ジョーカーを演じるホアキン自身は、とても動物思いの心の優しい俳優さんだったんですね。
ちなみに夫はなんとリバー・フェニックスを知らないそうです!名前を聞いた事があるかもしれないレベルだそうです。同じアラフォーなのになんで??
ちなみに・・・バットマンファンの夫曰く、今回の「Joker」はあまり好きでは無いとのこと。何でも、ジョーカーがあんな描かれ方をするのが納得いかなかったそうです。同じ意見の方いますか??
久しぶりにリバー・フェニックス主演の映画を観たくなりました。
とりあえずNetflixには「Stand by Me」が、Amazon Primeには「My Private Idaho」が視聴可能なので週末にでも観ようと思います。
BANANAFISHの作者の吉田秋生先生はもしBANANFISHが実写化するのならアッシュ役はリバー・フェニックスを置いて他にいないとさえ言ったとか何とか。
はぁリバー・・・早すぎる死。カート・コバーンもそうだけどさ。
彼らがまだ生きていたらめちゃくちゃかっこいオヤジになっていただろうと思うと残念で堪りません。